アウトドアを心から楽しむ公式・その2


~前回ブログの続き~

「コンディションの構成要素」運動・スポーツにおける効果やパフォーマンスは、
その時点の身体の状態=コンディションに大きく影響を受ける、、、中略。
運動・スポーツを実施する際のコンディションを
フィジカル(身体的因子)、
メンタル(心因的因子)、
栄養、外部環境(天候など)、
時間
の5つの構成要素に分類する。
※引用元:「スポーツコンディショニングの基礎理論」西東社刊より一部抜粋

これはあくまでもコンディションを分類した要素ですが、
今回実践して得たことを当てはめてみると、、、
■フィジカル(身体的因子)・・・③「疲労をためない工夫」
■メンタル(心因的因子)・・・②「達成感(優越感)」や⑤「前向きing(主体性)」
■栄養・・・③「疲労をためない工夫」消費したエネルギーを食べることで補給
■外部環境(天候など)・・・④体内環境を快適に保つ工夫
■時間・・・標準コースタイムを想定した無理のない行動時間
ということで、
コンディションを分類した要素のすべてで
最高のパフォーマンスが発揮できる工夫が見られたということです。
各要素において身体を最適な状態に保つような仕組みがあれば、
登山熟練者のような必要以上の体力がなかったとしても、
スポーツパフォーマンス≒トレッキング(登山)が
向上することにつながるのです。
そして、その結果
「トレッキング(山登り)が超!楽しくなる!」と。
最後に、、、
でも、アウトドアではホントはもっと一番大事な要素があるんです。
一番大事な要素、、、、それは何かというと、、、「無事に帰ってくる」なんです。
以前に登山ガイドの研修に行った際に、
国際山岳ガイドの方に
「山で多くの友人・知人を亡くされている中で、
なぜ?あなたは大丈夫なのですか?偶然ですか??」と聞いたところ、
簡潔明瞭な答えが返ってきました。
それは、、、「勇気ある撤退だね」と。
彼は、観天望気でやばそうな天気だったり、
冬に西高東低の気圧配置などを事前にキャッチしたら、
即時撤退することを信条としているそうです。
他の山岳ガイド数人に聞いてもそうでした。
今回の八ヶ岳山行も無事に帰ってこれない結果となったら、
どれだけ栄養面に気を配っても技術があっても、、、それはアウトですね。
待っている家族や仲間のために「無事に帰る」、、、それを元としないと。
なので、
1・2・3アウトドアスクールが実証する公式は、
「アウトドアを楽しむ」=「技術」
+「達成感(優越感)」
+「疲労をためない工夫」
+「体内環境を快適にする工夫」
+「前向きing(主体性)」
+「無事に帰宅する」
です。
1・2・3アウトドアスクールでは、
そんなことを日々考えながら、アウトドア活動を実践しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です