たまには体力の限界までトライしてみる

みなさんこんにちは~!
アウトドアコーディネーショントレーナーとして、
日々子どもたちとアウトドアを楽しんでいるナッツです!
今日は先日息子と登った南アルプスの「100名山甲斐駒ケ岳」登山から。
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今回の山行は、
黒戸尾根から甲斐駒ケ岳山頂(標高2967m)を目指すハードなコースをチョイス。
昔は山岳信仰の山として修験者の方々が登っていたようです。
標高差2200m、距離16km。
1日で2200m登って、また2200m下ってくるという、
体力的にも精神的にもきついマウンテントライ。
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通常は、大人が1泊2日の行程をかけて山小屋を利用するのが一般的で、
「中級者」コースとされています。
それを1日で。
鎖場、ハシゴ、急登など所々点在し、
身体全体を使って山歩きが楽しめました。
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技術的にはそれほどではありませんが、体力的には超ハード!!
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少々時間的にも体力的にも難しいかな~~と思っていましたが、
休憩を除くと※参考タイムよりやや早いペースの13時間弱で帰着することができました。
※参考タイム・・・大人30~40代が2~5人パーティーで歩行に要する時間(甲斐駒ケ岳黒戸尾根:14時間)
大人の方数人と抜きつ抜かれつでしたが、
みなさま山小屋泊の様子で、
「日帰りなんて!とんでもない!」とのこと。
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お尻をつけてどっかり座ったのは、わずかにお昼の30分程度。
途中途中で休憩を入れながら、ストレッチ+栄養補給で、
常に疲労回復を高めるアクティブレストを入れながら登りました。
とはいえ、
超!ハード山行のため、
2800m地点で息子が高山病にかかり頭痛をおしながら登ったり、
夜もとっぷり日が暮れてヘッドランプをつけながら歩いたりと
なかなかエキサイティングで貴重な経験をする山登りとなりました。
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序盤でカモシカにも遭遇
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何かの顔に見えます。山岳信仰の影響でしょうか。
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途中に神社が点在します。
息子にとっては、体力の限界近くまで挑む苦しい登山だったようですが、
ひと眠りすると「また行きたい!」と。
便利になった世の中ですが、
成長期の子どもには、ある程度の肉体的大変さも、
真の成長にとっては必要なことだなと思います。
今回の登山を通して、
ふと思い出す言葉があります。
それは、私の尊敬する哲学者の森信三先生の言葉。
→「どうしたら子供たちを、真に忍耐づよい子にすることが出来るか。
 第一は人生に対して「立志」──のタネマキがなされねばならぬ。
 それには、親なり教師たるものが、まず自己の「心願」を立て、
 日々を真剣に生きぬくこと。
 第二は、子供らを、ある程度肉体的苦痛に堪えさすこと。
 以上の二つは、深い現実的真理であるが、もし第二の肉体的基盤を欠けば、
 第一もまた観念的理解の域を脱し得ないであろう。」
 「修身教授録」致知出版より
さて、
次はどこへトライしようか?
■mail:info@123outdoors.com
■WEB:www.123outdoors.com
■ナッツのプロフィール
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
妻と3人(小1・小3・小5)の子どもを持つ5人家族のアクティブパパ。
子どもやファミリーを対象に、リゾート施設や行政などと協働し、
各地の体験施設の立ち上げや体験事業をプロデュース。
海のカヤックから冬のスキーまで海から山まであらゆるフィールドをカバー。
本格的でリアリティのあるアウトドア体験事業を得意とする。
100kmの川下りや本格的な釣り体験など
自身が手掛けた企画による体験者は、のべ5万人以上。 
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■アウトドアコーディネーショントレーナーとは?
アウトドア活動における心理的、身体的ストレスを減らし、
人間の持つ運動能力を向上させ、
アクティビティを楽しむポジティブマインドを引き出すプログラムの企画、運営に携わる専門家

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